萩原 朔太郎

受難日

旧字旧仮名 約235字・読了目安1分

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受難の日はいたる 主は遠き水上にありて 氷のうへよりあまた光る十字すべらせ 女はみな街路に裸形となり その素肌は黄金の林立する柱と化せり。 見よやわが十指は晶結し 背にくりいむは瀧とながるるごとし しきりに掌をもつて金屬の女を研ぎ 胴體をも…

作品情報

分類NDC 911
公開日2011-08-13
最終更新2018-12-18
底本 「萩原朔太郎全集 第三卷」筑摩書房
入力kompass
校正小林繁雄

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