李 光洙

愛か

新字新仮名 約5,979字・読了目安12分

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文吉は操を渋谷に訪うた。無限の喜と楽と望とは彼の胸に漲るのであった。途中一二人の友人を訪問したのはただこれが口実を作るためである。夜は更け途は濘んでいるがそれにも頓着せず文吉は操を訪問したのである。 彼が表門に着いた時の心持と云ったら実に何…

作品情報

初出「白金学報 第一九号」1909(明治42)年12月
分類NDC 913
公開日2020-03-05
最終更新2020-02-21
底本 「〈外地〉の日本語文学選3 朝鮮」新宿書房
入力坂本真一
校正hitsuji

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。