小倉 金之助

三百年後

新字新仮名 約1,248字・読了目安2分

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老境にはいると、若い時分のような楽みが、だんだんと無くなって来る。殊に近頃の御時勢では、喰べ物も大分まずくなったように思われるし、白米にも御別れを告げたし、いまにお酒もろくに飲めない時が来るかも知れない。只今では、私の楽みといえば、古本いじ…

作品情報

初出「図書」岩波書店、1940(昭和15)年1月号
分類NDC 914
公開日2013-03-11
最終更新2024-01-30
底本 「エッセイの贈りもの 1」岩波書店
入力川山隆
校正富田倫生

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