山村 暮鳥

窓にて

新字新仮名 約346字・読了目安1分

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うらの窓から見ると すぐ窓下の庭にあるひねくれ曲った一本の木 すっかり葉っぱの落ちつくした それは大きないちじくの木だ そこに槇の生垣がある その外は一めんの野菜畠で 菜っぱや大根が葱もいっしょに青々としている その上をわたってくる松風や浪…

作品情報

初出「労働文学」1919(大正8)年4月号
分類NDC 911
公開日2015-12-08
最終更新2015-09-01
底本 「日本プロレタリア文学集・38 プロレタリア詩集(一)」新日本出版社
入力坂本真一
校正雪森

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