丹沢 明

工女の歌

新字新仮名 約716字・読了目安1分

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六月、湖に油を流して、太陽は照り返り、 煙突は、貪慾に膨れあがり、 山の中腹までのさばった工場の煙に、 青葉は、私達の顔色のように蒼ざめた。 幾万の釜が蒸しかえす熱気のなかで、 何と立ちの悪い繭だろう、 糸屑ばかりが指にからみついて、 今月…

作品情報

初出「黒色戦線」1929(昭和4)年7月号
分類NDC 911
公開日2018-05-01
最終更新2018-04-26
底本 「日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二)」新日本出版社
入力坂本真一
校正フクポー

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