土谷 麓

呪咀

新字新仮名 約556字・読了目安1分

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私の行手に横たわっていた白い墓が 今度は起き上ってじっと私の顔を見ている 私にはそこにゆくより路がない。 どうせ卑俗な 夢がたみだ 私の霊魂の全部に ぐにゃぐにゃした笑顔がくっつき 私の両側はどうせ苦悶の姿ばかりだ だが此のデリカなかかり合…

作品情報

初出「詩精神」1935(昭和10)年4月号
分類NDC 911
公開日2013-01-01
最終更新2015-08-29
底本 「日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二)」新日本出版社
入力坂本真一
校正富田倫生

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。