冬の夜の歌
新字旧仮名 約251字・読了目安1分
私は墜ちて行くのだ 破れた手風琴の挽歌におくられて 古びた天鵞絨の匂ひに噎び 黝い霧に深く包まれて ゆふぐれの向ふへと私は墜ちて行くのだ 今はこの掌に触れた蒼空もなく 胸近く海のやうに揺れた歌声も―― どうしたのだ私の愛した小さくて美しかつ…
作品情報
| 初出 | 「早稲田派」 |
|---|---|
| 分類 | NDC 911 |
| 公開日 | 2017-12-20 |
| 最終更新 | 2017-12-10 |
| 底本 | 「増補 森川義信詩集」国文社 |
| 入力 | 坂本真一 |
| 校正 | フクポー |
森川 義信の他の作品
底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。