野村 胡堂

銭形平次捕物控

250 母娘巡礼

旧字旧仮名 約15,696字・読了目安31分

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一 「八、あれに氣が付いたか」 兩國橋の夕景、東から渡りかけて平次はピタリと足を停めました。 陽が落ちると春の夕風が身に沁みて、四方の景色も何んとなく寒々となりますが、橋の上の往來は次第に繁くなつて、平次と八五郎が、欄干に凭れて水肌を見入つ…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1951(昭和26)年3月号
分類NDC 913
公開日2015-04-23
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第一卷 恋をせぬ女」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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