野村 胡堂

銭形平次捕物控

263 死の踊り子

旧字旧仮名 約13,454字・読了目安27分

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一 「八、大層ソワ/\してゐるぢやないか」 錢形平次は煙草盆を引寄せて、食後の一服を樂しみ乍ら、柱に凭れたまゝ、入口の障子を開けて、眞つ暗な路地ばかり眺めてゐる、八五郎に聲を掛けました。 「今撞つた鐘は、戌刻(八時)でせう」 八五郎はでつか…

作品情報

初出「講談倶樂部」1951(昭和26)年7月号
分類NDC 913
公開日2015-10-25
最終更新2015-09-01
底本 「錢形平次捕物全集第二卷 白梅の精」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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