野村 胡堂

銭形平次捕物控

273 金の番

旧字旧仮名 約14,883字・読了目安30分

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一 「世の中に、金持ほど馬鹿なものはありませんね」 「貧乏人は皆んな、そんな事を言ふよ、つまらねえ持句さ」 平次と八五郎は、相變らず空茶に馬糞煙草で、いつものやうな掛け合ひを始めて居ります。薄ら寒い二月の、ある朝の一と刻、八五郎の人生觀が、…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1952(昭和27)年2月号
分類NDC 913
公開日2015-11-20
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第三卷 五月人形」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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