野村 胡堂

銭形平次捕物控

282 密室

旧字旧仮名 約15,765字・読了目安32分

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一 「妙なことを頼まれましたよ、親分」 ガラツ八の八五郎、明神下の平次の家へ、手で格子戸を開けて――これは滅多にないことで、大概は足で開けるのですが――ニヤリニヤリと入つて來ました。 十月の素袷、平手で水つ洟を撫で上げ乍ら、突つかけ草履、前…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1952(昭和27)年11月号
分類NDC 913
公開日2015-12-24
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第四卷 からくり屋敷」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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