野村 胡堂

銭形平次捕物控

056 地獄から来た男

旧字旧仮名 約14,628字・読了目安29分

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一 「親分、変な野郎が來ましたぜ」 ガラツ八の八五郎は、モモンガア見たいな顏をして見せました。秋の日の晝下がり、平次は若い癖に御用の隙の閑寂な半日を樂しんで居る折柄でした。 「変な野郎てえ物の言ひやうがあるかい。お客樣に違ひあるまい」 「さ…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1936(昭和11)年10月号
分類NDC 913
公開日2014-03-09
最終更新2014-09-16
底本 「錢形平次捕物全集第八卷 地獄から來た男」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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