野村 胡堂

銭形平次捕物控

073 黒い巾着

旧字旧仮名 約15,483字・読了目安31分

この作品を読む Amazonで探す

一 「親分、山崎屋の隱居が死んださうですね」 ガラツ八の八五郎は、いつにない深刻な顏をして入つて來ました。 「それは聽いた。が、どうした、變なことでもあるのかい」 錢形平次は植木鉢から顏を擧げました。相變らず南縁で、草花の芽をいつくしんでゐ…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1938(昭和13)年3月号
分類NDC 913
公開日2014-04-17
最終更新2014-09-16
底本 「錢形平次捕物全集第九卷 幻の民五郎」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

野村 胡堂の他の作品

野村 胡堂の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。