野村 胡堂

銭形平次捕物控

062 城の絵図面

旧字旧仮名 約15,236字・読了目安30分

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一 「親分、大變な野郎が來ましたぜ」 ガラツ八の八五郎は、拇指で自分の肩越しに指し乍ら、入口の方へ頤をしやくつて見せます。 「大變な野郎――?」 錢形の平次は、岡つ引には過ぎた物の本に吸付いて、顏を擧げようともしません。 「二本差が二人――…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1937(昭和12)年4月号
分類NDC 913
公開日2014-04-26
最終更新2016-05-10
底本 「錢形平次捕物全集第九卷 幻の民五郎」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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