野村 胡堂

銭形平次捕物控

079 十七の娘

旧字旧仮名 約15,490字・読了目安31分

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一 荒物屋のお今――今年十七になる滅法可愛らしいのが、祭り衣裳の晴れやかな姿で、湯島一丁目の路地の奧に殺されて居りました。 「まア、可哀想に」 「あんな人好きのする娘をねエ」 ドツと溢れる路地の彌次馬を、ガラツ八の八五郎、どんなに骨を折つて…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1938(昭和13)年8月号
分類NDC 913
公開日2014-05-02
最終更新2016-05-10
底本 「錢形平次捕物全集第十卷 八五郎の恋」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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