銭形平次捕物控
172 神隠し
旧字旧仮名 約12,568字・読了目安25分
一 「親分は長い間に隨分多勢の惡者を手掛けたわけですが、その中で何んとしても勘辨ならねエといつた奴があるでせうね」 ガラツ八の八五郎は妙なことを訊ねました。 晩秋のある日、神田の裏長屋の上にも、赤蜻蛉がスイスイと飛んで、凉しい風が、素袷の襟…
作品情報
| 初出 | 「オール讀物」文藝春秋新社、1946(昭和21)年11月号 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2016-06-17 |
| 最終更新 | 2017-03-04 |
| 底本 | 「錢形平次捕物全集第十九卷 神隱し」同光社磯部書房 |
| 入力 | 特定非営利活動法人はるかぜ |
| 校正 | 門田裕志 |
野村 胡堂の他の作品
底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。