野村 胡堂

銭形平次捕物控

161 酒屋忠僕

旧字旧仮名 約12,595字・読了目安25分

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一 「親分、平右衞門町の忠義酒屋といふのを御存じですかえ」 「名前は聞いて居るが、店は知らないよ」 ガラツ八の八五郎は何んかまた事件を嗅ぎ出して來た樣子です。大きな小鼻をふくらませて、懷ろから出した掌で、長んがい顎を撫で廻し乍ら、斯んな調子…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1946(昭和21)年12月号
分類NDC 913
公開日2016-05-15
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第十九卷 神隱し」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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