野村 胡堂

銭形平次捕物控

170 百足屋殺し

旧字旧仮名 約10,903字・読了目安22分

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一 「親分、お早やうございます。――お玉ヶ池の邊に、妙な泥棒がはやるさうですね」 ガラツ八の八五郎は、朝の挨拶と一緒に、斯うニユースを持つて來るのが、長い間の習慣でした。錢形平次に取つては、まことに結構な順風耳ですが、その代りモノになるのは…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1947(昭和22)年7月号
分類NDC 913
公開日2016-06-11
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第十九卷 神隱し」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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