野村 胡堂

銭形平次捕物控

167 毒酒

旧字旧仮名 約13,724字・読了目安27分

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一 「親分、今日は、良い陽氣ですぜ。家の中に引つ込んで、煙草の煙の曲藝をやつてゐるのは勿體ないぢやありませんか」 ガラツ八の八五郎は、入つて來るなり、敷居際に突つ立つて、斯んな事を言ふのです。 「大きなお世話だよ、どうせお前のやうに、空つ尻…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1947(昭和22)年4月特別号
分類NDC 913
公開日2016-05-30
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第十九卷 神隱し」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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