野村 胡堂

銭形平次捕物控

109 二人浜路

旧字旧仮名 約14,042字・読了目安28分

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一 「親分、面白い話があるんだが――」 ガラツ八の八五郎は、妙に思はせ振りな調子で、親分の錢形平次に水を向けました。 「何が面白くて、膝つ小僧なんか撫で廻すんだ。早く申上げないと一帳羅が摺り切れさうで、心配でならねエ」 さう言ふ平次も、この…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1940(昭和15)年5月号
分類NDC 913
公開日2016-08-08
最終更新2016-06-10
底本 「錢形平次捕物全集第二十卷 狐の嫁入」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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