野村 胡堂

銭形平次捕物控

303 娘の守袋

旧字旧仮名 約15,783字・読了目安32分

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一 「親分、あつしのところへ、居候が來ましたよ」 八五郎がまた、妙な報告を持つて來ました。六月のある朝、無風の薄曇り、今日もまた、うんと暑くなりさうな日和です。 「良い年をしてみつともない。何處へ居候に行くんだ」 單衣の尻を端折つて、三文朝…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1953(昭和28)年8月号
分類NDC 913
公開日2016-12-27
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第二十一卷 闇に飛ぶ箭」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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