野村 胡堂

銭形平次捕物控

302 三軒長屋

旧字旧仮名 約14,911字・読了目安30分

この作品を読む Amazonで探す

一 「親分、良いお天氣ですね――これで金さへありや――」 薫風に懷ろを膨らませて、八五郎はフラリと入つて來ました。相變らず寢起の良ささうなのんびりした顏です。 「お早う、天氣が續くと、懷ろの方も空つ尻らしいな」 「お察しの通り、四五日はお濕…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋新社、1953(昭和28)年7月号
分類NDC 913
公開日2016-12-23
最終更新2017-03-04
底本 「錢形平次捕物全集第二十一卷 闇に飛ぶ箭」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

野村 胡堂の他の作品

野村 胡堂の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。