野村 胡堂

銭形平次捕物控

004 呪ひの銀簪

旧字旧仮名 約13,220字・読了目安26分

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一 「永い間斯んな稼業をして居るが、變死人を見るのはつく/″\厭だな」 捕物の名人錢形の平次は、口癖のやうにかう言つて居りました。血みどろの死體をいぢり廻すのを商賣冥利と考へる爲には、平次の神經は少し繊細に過ぎたのです。 それが一番凄慘な死…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1931(昭和6)年7月号
分類NDC 913
公開日2014-01-20
最終更新2014-09-16
底本 「錢形平次捕物全集第二十二卷 美少年國」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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