野村 胡堂

銭形平次捕物控

129 お吉お雪

旧字旧仮名 約11,391字・読了目安23分

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一 「親分、あれを御存じですかえ」 ガラツ八の八五郎はいきなり飛び込んで來ると、きつかけも脈絡もなく、こんなことを言ふのでした。 「あ、知つてるとも。八五郎が近頃兩國の水茶屋に入り侵つて、お茶ばかり飮んで腹を下してゐることまで見通しだよ。ど…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1942(昭和17)年1月号
分類NDC 913
公開日2016-10-02
最終更新2016-09-21
底本 「錢形平次捕物全集第二十五卷 火の呪ひ」同光社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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