竹内 浩三

白い雲

新字新仮名 約217字・読了目安1分

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満州というと やっぱし遠いところ 乾いた砂が たいらかに どこまでもつづいていて 壁の家があったりする そのどこかの町の白い病院に 熱で干いた唇が 枯草のように 音もなく 山田のことばで いきをしていたのか ゆでたまごのように あつくなった…

作品情報

分類NDC 911
公開日2014-12-21
最終更新2014-11-14
底本 「竹内浩三全作品集 日本が見えない 全1巻」藤原書店
入力坂本真一
校正雪森

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