椰子の樹
旧字旧仮名 約1,055字・読了目安2分
われらが故里の國の樹木は、すべて人間のやうに直立してゐて、しかも不動である。其根を土に突込んで、腕を廣げたままでゐる。ここはさうでない。靈木榕樹は單獨に聳えたつのではなく、多くの絲を吊下げて、地の胸を撫探し、宛も自ら築きたつ殿堂のやうだ。し…
作品情報
| 初出 | 「芸文 四ノ八」1913(大正2)年8月 |
|---|---|
| 分類 | NDC 951 |
| 公開日 | 2012-12-09 |
| 最終更新 | 2014-09-16 |
| 底本 | 「上田敏全訳詩集」岩波文庫、岩波書店 |
| 入力 | 川山隆 |
| 校正 | 成宮佐知子 |
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