今野 大力

友と二人の夜

新字新仮名 約239字・読了目安1分

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遠い野中の家より 私を慕うて呉れる友は 今夜も十時がなって帰った 夜露を分けて来て呉れても あたたかいもてなしさえ 貧しい私達にはゆるされず ひとえの着物のはじを 幾度か合せ乍ら 語りても聞いてもほほえみ乍ら 何程のへだてた思いもなく あり…

作品情報

初出「青い果第三輯」1922(大正11)年9月
分類NDC 911
公開日2015-05-04
最終更新2015-03-08
底本 「今野大力作品集」新日本出版社
入力坂本真一
校正雪森

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