野村 胡堂

銭形平次捕物控

090 禁制の賦

旧字旧仮名 約13,850字・読了目安28分

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一 笛の名人春日藤左衞門は、分別盛りの顏を曇らせて、高々と腕を拱きました。 「お師匠、このお願ひは無理でせうが、亡くなつた父一色清五郎から、お師匠に預けた禁制の賦、あれを吹けば、人の命に拘はるといふ言ひ傳へのあることも悉く存じて居りますが、…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1939(昭和14)年7月号
分類NDC 913
公開日2014-02-19
最終更新2014-09-16
底本 「錢形平次捕物全集第十六卷 笑ひ茸」同光社磯部書房
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正門田裕志

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