北原 白秋

浅草哀歌

新字旧仮名 約1,050字・読了目安2分

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1 われは思ふ、浅草の青き夜景を、 仲見世の裏に洩るる短夜の葱のむせびを、 公園の便所の瓦斯を、はた、澄めるアルボースの香を。 あはれなる蛇小屋の畸形児を、かつは知れりや、 怪しげの二階より寥しらに顔いだす玉乗の若き女を、 あるはまた曲馬の…

作品情報

分類NDC 911
公開日2017-03-13
最終更新2017-02-16
底本 「白秋全集 3」岩波書店
入力岡村和彦
校正フクポー

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