野村 胡堂

禁断の死針

新字新仮名 約3,918字・読了目安8分

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「旦那様、これは又大した古疵で御座いますが、――さぞ、お若い時分の、勇ましい思い出でも御座いましょう」 「いや、そう言われると恥かしい、後ろ傷をと言うわけでは無いが、相手の刃物が伸びて、腰車を妙に背後へかけて斬られて居るから、人様の前でうっ…

作品情報

初出「講談倶楽部」1929(昭和4)年9月
分類NDC 913
公開日2015-09-01
最終更新2015-05-25
底本 「野村胡堂伝奇幻想小説集成」作品社
入力門田裕志
校正阿部哲也

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