平野 零児

秋場所から

新字新仮名 約1,930字・読了目安4分

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仕事に忙しい尾崎士郎君だが、東京場所で、蔵前国技館に、ヤグラ太鼓が鳴り響いている間の、十五日間は、完全に書斎を離れて土俵の脇で過ごさないではいられない人物である。 彼が初めて相撲を見たのは、大正九年で、たまたま相撲史上の名勝負の一つに数えら…

作品情報

公開日2023-09-10
最終更新2023-08-29
底本 「平野零児随想集 らいちゃん」平野零児遺稿刊行会
入力坂本真一
校正持田和踏

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