野村 胡堂

銭形平次捕物控

058 身投げする女

新字新仮名 約15,697字・読了目安31分

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一 ガラッ八の八五郎は、こんないい心持になったことはありません。 親分の銭形平次の名代で、東両国の伊勢辰でたらふく飲んだ参会の帰り途、左手に折詰をブラ下げて、右手の爪楊枝で高々と歯をせせりながら、鼻唄か何か唄いながら、両国橋へ差しかかって来…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1936(昭和11)年12月号
分類NDC 913
公開日2017-09-08
最終更新2019-11-23
底本 「銭形平次捕物控(九)不死の霊薬」嶋中文庫、嶋中書店
入力山口瑠美
校正結城宏

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