野村 胡堂

銭形平次捕物控

056 地獄から来た男

新字新仮名 約14,929字・読了目安30分

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一 「親分、変な野郎が来ましたぜ」 ガラッ八の八五郎は、モモンガアみたいな顔をして見せました。秋の日の昼下がり、平次は若い癖に御用の隙の閑寂な半日を楽しんでいる折柄でした。 「変な野郎てえ物の言いようはあるかい。お客様に違いあるまい」 「そ…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1936(昭和11)年10月号
分類NDC 913
公開日2018-10-19
最終更新2019-11-23
底本 「銭形平次捕物控(三)酒屋火事」嶋中文庫、嶋中書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正結城宏

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