野村 胡堂

銭形平次捕物控

067 欄干の死骸

新字新仮名 約15,391字・読了目安31分

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一 「親分、こいつは驚くぜ、――これで驚かなかった日にゃ、親分とは言わせねえ」 息せき切って駆けつけたガラッ八の八五郎、上がり框に両手を突いて、「物申し上ぐる型」に長い顔を振り仰ぐのでした。お行儀がよくなったせいではなく、息が切れて、しばら…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1937(昭和12)年9月号
分類NDC 913
公開日2017-09-11
最終更新2019-11-23
底本 「銭形平次捕物控(三)酒屋火事」嶋中文庫、嶋中書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正結城宏

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