野村 胡堂

銭形平次捕物控

065 結納の行方

新字新仮名 約14,986字・読了目安30分

この作品を読む Amazonで探す

一 「親分」 「何だ八、また大変の売物でもあるのかい、鼻の孔が膨らんでいるようだが」 銭形の平次はいつでもこんな調子でした。寝そべったまま煙草盆を引寄せて、こればかりは分不相応に贅沢な水府煙草を一服。紫の煙がゆらゆらと這って行く縁側のあたり…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1937(昭和12)年7月号
分類NDC 913
公開日2018-11-24
最終更新2019-11-23
底本 「銭形平次捕物控(六)結納の行方」嶋中文庫、嶋中書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正結城宏

野村 胡堂の他の作品

野村 胡堂の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。