野村 胡堂

銭形平次捕物控

011 南蛮秘法箋

新字新仮名 約16,122字・読了目安32分

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一 小石川水道端に、質屋渡世で二万両の大身代を築き上げた田代屋又左衛門、年は取っているが、昔は二本差だったそうで恐ろしいきかん気。 「やいやいこんな湯へ入られると思うか。風邪を引くじゃないか、馬鹿馬鹿しい」 風呂場から町内中に響き渡るように…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1932(昭和7)年2月号
分類NDC 913
公開日2018-03-04
最終更新2019-11-23
底本 「銭形平次捕物控(三)酒屋火事」嶋中文庫、嶋中書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

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