野村 胡堂

銭形平次捕物控

117 雪の夜

新字新仮名 約16,103字・読了目安32分

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一 銭形平次が門口の雪をせっせと払っていると、犬っころのように雪を蹴上げて飛んで来たのはガラッ八の八五郎でした。 「親分、お早う」 「なんだ、八か。大層あわてているじゃないか」 「あわてるわけじゃないが、初雪が五寸も積っちゃ、ジッとしている…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1941(昭和16)年1月号
分類NDC 913
公開日2020-10-26
最終更新2020-10-01
底本 「銭形平次捕物控(十二)狐の嫁入」嶋中文庫、嶋中書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

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