野村 胡堂

銭形平次捕物控

021 雪の精

新字新仮名 約15,444字・読了目安31分

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一 昼頃から降り続いた雪が、宵には小やみになりましたが、それでも三寸あまり積って、今戸の往来もハタと絶えてしまいました。 越後屋佐吉は、女房のお市と差し向いで、長火鉢に顔をほてらせながら、二三本あけましたが、寒さのせいか一向発しません。 「…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1932(昭和7)年12月号
分類NDC 913
公開日2017-08-12
最終更新2019-11-23
底本 「銭形平次捕物控(八)お珊文身調べ」嶋中文庫、嶋中書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正北川松生

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