野村 胡堂

銭形平次捕物控

113 北冥の魚

新字新仮名 約11,964字・読了目安24分

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一 「江戸中の評判なんですがね、親分」 「何が評判なんだ」 ガラッ八の八五郎が、何か変なことを聞込んで来たらしいのを、銭形の平次は浮世草紙の絵を眺めながら、無関心な態度で訊き返しました。 「両国の女角力と銭形の親分」 「馬鹿野郎、俺を遊ぶ心…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1940(昭和15)年9月号
分類NDC 913
公開日2020-09-06
最終更新2020-08-28
底本 「銭形平次捕物控(十二)狐の嫁入」嶋中文庫、嶋中書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

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