野村 胡堂

銭形平次捕物控

133 井戸の茶碗

新字新仮名 約10,689字・読了目安21分

この作品を読む Amazonで探す

一 「フーム」 要屋の隠居山右衛門は、芝神明前のとある夜店の古道具屋の前に突っ立ったきり、しばらくは唸っておりました。 胸が大海のごとく立ち騒いで、ボーッと眼が霞みますが、幾度眼を擦って見直しても、正面の汚い台の上に載せた茶碗が、運の悪い人…

作品情報

初出「オール讀物」文藝春秋社、1942(昭和17)年5月号
分類NDC 913
公開日2016-10-11
最終更新2019-11-23
底本 「銭形平次捕物控(十四)雛の別れ」嶋中文庫、嶋中書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

野村 胡堂の他の作品

野村 胡堂の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。