額田 六福

解説 趣味を通じての先生

新字新仮名 約5,493字・読了目安11分

この作品を読む Amazonで探す

松の樹が嫌いだった。 「君、あれは放蕩息子だよ。」 冗談によくそんな事を云われた。誰もが知っている通り、春夏秋冬と、松の木位手入れに手数のかかる木は尠い。自然物入もかさむ。全くやっかい至極な放蕩息子だ。 が、しかし、先生が松を愛されなかった…

作品情報

初出「舞台 岡本綺堂追悼号」1939(昭和14)年5月
分類NDC 910
公開日2019-10-02
最終更新2019-09-27
底本 「綺堂随筆 江戸の思い出」河出文庫、河出書房新社
入力江村秀之
校正noriko saito

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。