谷崎 潤一郎

恐怖

新字新仮名 約6,654字・読了目安13分

この作品を読む Amazonで探す

私があの病気に取り憑かれたのは、何でも六月の初め、木屋町に宿泊して、毎日のように飲酒と夜更かしとを続けて居た前後であった。―――尤も其の以前、東京に居る頃も一度ならず襲われた覚えはあるが、禁酒をしたり、冷水摩擦をしたり、健脳丸を呑んだりして…

作品情報

初出「大阪毎日新聞」1913(大正2)年1月
分類NDC 913
公開日2016-05-17
最終更新2016-03-04
底本 「潤一郎ラビリンスⅠ――初期短編集」中公文庫、中央公論社
入力砂場清隆
校正門田裕志

谷崎 潤一郎の他の作品

谷崎 潤一郎の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。