小杉 放庵

水墨

新字新仮名 約2,420字・読了目安5分

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九月二日の頃、下町の火の手怖ろしく、今にも根津の方角へ延びて来そうに見え、根津に来れば、自分の宅あたりも一なめになるかならぬかというところ、ともかく家中のものの不安が、遂に一応家財の始末をせしむる事となる、妹が、兄さんのものは何と何ですか、…

作品情報

分類NDC 722
公開日2015-01-01
最終更新2015-02-18
底本 「日本の名随筆27 墨」作品社
入力門田裕志
校正noriko saito

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。