三好 達治

海辺の窓

新字旧仮名 約2,684字・読了目安5分

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破風をもる煙かすかに 水をくむ音はをりふし この庵に人はすめども 日もすがら窓をとざせり 自らかう歌つた私の家の海にむかつた窓はその前に藤棚のたふれたのがいつまでもたふれたままで、それが新らしく芽をふき蔓をのばし、白き花房が気ままに咲き乱れ…

作品情報

分類NDC 914
公開日2015-02-19
最終更新2015-01-16
底本 「日本の名随筆79 港」作品社
入力門田裕志
校正noriko saito

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