坂口 安吾

悪妻論

新字新仮名 約3,836字・読了目安8分

この作品を読む Amazonで探す

悪妻には一般的な型はない。女房と亭主の個性の相対的なものであるから、わが平野謙の如く(彼は僕らの仲間では大愛妻家という定説だ)先日両手をホータイでまき、日本が木綿不足で困っているなどとは想像もできない物々しいホータイだ。肉がえぐられる深傷だ…

作品情報

初出「婦人文庫 第二巻第七号」1947(昭和22)年7月1日
分類NDC 914
公開日2016-05-10
最終更新2016-03-04
底本 「堕落論・日本文化私観 他二十二篇」岩波文庫、岩波書店
入力Nana ohbe
校正酒井裕二

坂口 安吾の他の作品

坂口 安吾の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。