三好 達治

柘榴の花

新字旧仮名 約2,571字・読了目安5分

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万物の蒼々たる中に柘榴の花のかつと赤く咲きでたのを見ると、毎年のことだが、私はいつも一種名状のしがたい感銘を覚える。近頃年齢を重ねるに従つて、草木の花といふ花、みな深紅のものに最も眼をそばだて愛着を感ずるやうに覚えるが、これはどういふ訳であ…

作品情報

分類NDC 914
公開日2015-02-13
最終更新2015-01-16
底本 「花の名随筆7 七月の花」作品社
入力門田裕志
校正noriko saito

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