生田 長江

我が一九二二年

01 序

新字旧仮名 約559字・読了目安1分

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私達の友人は既に、彼の本性にかなはない総ての物を脱ぎ棄て、すべての物を斥けた。そして彼自らの手で紡ぎ、織り、裁ち、縫ひ上げたところの、彼の肉体以上にさへ彼らしい軽羅をのみ纏ふて今、彼一人の爽かな径を行つてゐる。 他の何人に対してよりも、自分…

作品情報

初出「我が一九二二年」新潮社、1923(大正12)年2月18日
分類NDC 911 914
公開日2016-04-21
最終更新2016-03-04
底本 「現代日本文學大系 42 佐藤春夫集」筑摩書房
入力阿部哲也
校正noriko saito

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