中谷 宇吉郎

塩の風趣

新字新仮名 約6,253字・読了目安13分

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戦争前の話であるが、京橋のあたりに、K鮨という鮨屋があった。材料がよいというので、たいへん評判がよかった。 亡くなった岩波さんは、人に御馳走をするのが道楽であって、よく方々へ連れていって、御馳走をしてくれたものである。K鮨もその一つであった…

作品情報

初出「オール読物 第七巻第四号」文藝春秋新社、1952(昭和27)年4月1日
分類NDC 914
公開日2018-09-12
最終更新2018-08-28
底本 「中谷宇吉郎集 第七巻」岩波書店
入力kompass
校正岡村和彦

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