中谷 宇吉郎

防寒戸

新字新仮名 約2,796字・読了目安6分

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昭和十四年の夏、といえば、太平洋戦争勃発の二年前のことであるが、私は北海道の冬ごもりに適した家というつもりで、今の家をこしらえた。こしらえたといっても、何も自分で設計をしたというほどではなく、ただ平面図だけ描いて、O君に頼んだのである。 O…

作品情報

初出「北方風物 一巻二号」1946(昭和21)年2月10日
分類NDC 527
公開日2016-11-21
最終更新2016-09-09
底本 「中谷宇吉郎集 第五巻」岩波書店
入力kompass
校正砂場清隆

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