安西 冬衛

大阪の朝

新字新仮名 約394字・読了目安1分

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川に張り出した道頓堀の盛り場は、仇女の寝くたれ姿のように、たくましい家裏をまざまざと水鏡に照し出している。 太左衛門橋の袂。 舟料理の葭すだれは、まき上げられたままゆうべの歓楽の名残をとどめている。 宗右衛門町の脂粉の色を溶かしたのであろう…

作品情報

初出「サンデー毎日」1952(昭和27)年8月
分類NDC 911
公開日2016-06-02
最終更新2016-03-04
底本 「ふるさと文学館 第三三巻 【大阪Ⅱ】」ぎょうせい
入力大久保ゆう
校正Juki

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